より効果的に検索する
Google Scholar で検索をすると、検索結果が多すぎて関連する論文をなかなか見つけられないことがあります。このページではより効果的に検索するためのコツをご紹介します。
論理演算
論理演算を使うと検索結果をある程度制御できます。
- AND
キーワード(フレーズ)間に半角スペース(▲)を入れて検索
「 “artificialintelligence” ▲ "image processing" 」 - NOT
除外したいキーワード(フレーズ)の「-」前に半角のマイナスを入れて検索
「 "artificialintelligence" ▲ -" image processing " 」
「 - 」の前にのみスペースを入れます。 - OR
ORの前後にスペースを入れて検索。半角「|」でも代用可
「 “artificialintelligence” ▲ OR ▲ " imageprocessing " 」
「 “artificialintelligence” ▲ | ▲ " imageprocessing " 」
検索オプションを使う
検索オプション検索オプションは左上のメニューのアイコン
から表示できます。
検索オプションでは、論理演算を容易に指定できるほか、著者、出典、日付を指定して検索することができます。
「引用元」を活用する
思うような検索結果が得られないときは、検索結果に表示される「引用元」を見てみましょう。「引用元」はとても便利なリンクです。その文献を参照したより新しい研究をたどることができます。またその文献を参照した数が多ければ、信頼できる文献として判断する要素の一つになります。
便利な機能と使い方
アラート
Google Scholar で検索アラートを作成すると、それに関する最新情報がメールで送られてきます。左上のメニューのアイコン
をから、「アラートの作成」を選択し、キーワードとメールアドレスを入力し、「アラートの作成」をクリックします。
Google Scholarボタン
ブラウザの拡張機能として、 Google Scholar を追加できます。ウェブサイトを閲覧していて気になるキーワードやフレーズを見つけたら、ページ上でそれらを範囲指定して、 Google Scholar ボタンをクリックすると、別ウィンドウが開き、検索結果が表示されます。
マイライブラリ
検索結果に表示される「保存」をクリックすると、マイライブラリに保存されます。保存した論文はラベルをつけて管理することができます。
文献情報を書き出す
検索結果で「引用」をクリックすると、文献情報が書き出されます。書き出す形式は、 BibTex (Latex用)、
EndNote 、RefMan (Zotero 、 Mendeley 用など)、RefWorks があります。
収集した文献の管理については、文献管理ツールのページをご覧ください。
文献管理ツール
参考リンク
Google の構造
Google のエンジニアが作成した 3分間のビデオです。 Google の検索の仕組みについて説明しています。
Google Scholar Help(英語)
その他の論文検索ツール
Semantic Scholar
米国のアレン人工知能研究所が開発する学術文献検索サービス
WorldCat AdvancedSearch
論文数は少なくなりますが、ある研究者の論文を検索したいときなどに有効です。 最終更新日:2022年4月28日