今月のA5棚11月のテーマ:「シリーズ「教養を培う」001哲学」
「あの人には教養がある(ない)」という言い方をよく耳にします。
教養がある人とはどんな人でしょうか?
そもそも教養とは何でしょうか?
広辞苑では、次のように説明されています。
”教養:学問・芸術などにより人間性・知性を磨き高めること”
“Education is what remains after one has forgotten what one has learned in school.”
(教養とは学校で学んだものを忘れ去っても我々の中に残るもののこと)
と言ったのは、かのアインシュタインです。
どうやら教養とは、知識だけでは不十分。
テストで満点をとる=教養がある、とはならないようですが、解釈は多様です。
そのため情報ライブラリーでは、「今月のA5棚」でシリーズ「教養を培う」をスタートし、
さまざまな本を通じて、「教養とは何か?」を模索していきます。
第1回目のテーマは「哲学」。
哲学への入り口となる本を中心に34冊を展示しています。
”紙上に書かれた思想は、砂上に残った歩行者の足跡に過ぎない。
歩行者のたどった道は見える。
だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、
自分の目を用いなければならない。”
(ショーペンハウアー『読書について』より)
この機会に「哲学の本」をぜひ手にとってご覧ください。
今月のA5棚とは?
情報ライブラリーのすべて書架には、「A1」「B2」など番号がついています。
そのうち、書架番号「A5」は、いつもは別々に並んでいる本を、
あるテーマのもとに期間限定で集め、紹介する特別な本棚です。
時事ネタから季節ネタまでバラエティ豊かに○○なテーマの本を紹介します。
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