7月3日、新紙幣が発行されました。20年ぶりのデザイン刷新です。
新紙幣には、偽造防止強化のため3Dホログラフなどの最先端技術が導入され、
高齢者や外国人にも識別しやすいユニバーサルデザインが採用されているそうです。
現金への信頼が高く、使用頻度が突出している日本は、
世界でも有数の現金大国と言われていますが、
近頃はカードやスマホで支払いをする機会が増え、
現金お断りのお店やお賽銭を電子マネーで受け付ける神社も珍しくなくなりました。
経済産業省の発表によると、国内のキャッシュレス決済比率は約4割。
この5年で15%も上昇しています。
そこで「今月のA5棚」7月号のテーマは「お金のミライ」
紙幣や硬貨を財布から取り出すことは最近減りつつありますが、
古くは穀物や布、貝や金属など、多くの人が「価値がある」と
見なす物が貨幣として用いられてきました。
現代では形のないデジタル通貨が普及し始めています。
お金とはなんでしょうか。
技術の進展とともにお金はどのように変容するのでしょうか。
そしてわたしたちの生活にどのような幸福をもたらすのでしょうか。
お金のミライを考えるための本約70冊を展示しています。
どうぞ手に取ってご覧ください。