ACM Open論文投稿ガイド更新日:2023/12/26
情報ライブラリーでは、これまでのACMの電子ジャーナル(ACM Digital Library)の購読契約を発展させ、2024年1月から「ACM Open」を契約することになりました。
「ACM Open」契約では、電子ジャーナル等の閲覧・PDFダウンロードに加えて、ACMのJournalやProceedingsに投稿する際に支払っていた論文投稿料がカバーされ(ただし、以下の条件すべてに該当する場合のみですのでご注意ください)、個人の研究費で支払う必要がなくなります。また、ACM Openで投稿される論文は、オープンアクセス(誰もがアクセス可能な状態)の対象となります。
「ACM Open」への契約変更により、研究者の方々の投稿にかかる経済的負担を減らし、かつ世界的な潮流となっている論文のオープンアクセスを促進することにつながると考えます。
ACMに論文を投稿する前には必ず、以下をご一読ください。
1. ACM Openの対象条件
以下の条件をすべて満たしていることが必須となります。
- ACM Openの対象となるJournal・Proceedingsに2024年1月1日以降に投稿し、受理された論文
(具体の誌名や会議名は下記の4.参考情報をご覧ください。) - 本学研究者(学生含む)が、責任著者(corresponding author)の論文
- 本学のメールドメイン(fun.ac.jp)から投稿された論文
【ご注意】
過去に遡ってACM Openの対象とすることはできません。大学のドメイン以外のメールアドレスから投稿した場合、後日の訂正等は一切できません。
必ず本学メールアドレスドメイン(fun.ac.jp)から投稿するようご注意ください。
2. ACM Open論文投稿の流れ(概要)
(1) fun.ac.jpから論文を投稿する。
(2) ACMから著者にメールが届く。
(3) メールに記載されたURLをクリックすると、ACM Open eRightsフォ―ムが表示される。
ACM Openの対象となる場合は画面上部に「This paper is part of the ACM Open Program」と表示されるので確認する。
(4) その他の表示内容を確認または編集し、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを選択し、提出する。
※クリエイティブ・コモンズ・ライセンスは、デフォルトではCC-BY4.0となっており、責任著者のみ変更可能。
CC-BY4.0:クレジット(著者名、論題名など)の表示、非営利目的、改変禁止を条件に、複製・共有可能なライセンス。
3. ACM Openに投稿した論文の扱い- オープンアクセスとなり、世界中の誰もがアクセスできるようになります。
- 論文は、後日、本学リポジトリにも掲載されます。